自分の文章をチェックして磨くならGrammarly、文章の言い換えが中心で費用を抑えたいならQuillBotがおすすめです。 どちらか一つを選ぶなら、メール、レポート、文書が仕事の中心の方はGrammarly、言い換えが多い方や年額プランの安さを重視する方はQuillBotを選んでください。両方使う人も多く、無料プランがあるので気軽に試せます。
2つのツールは、以前よりも機能が重なってきています。Grammarlyにはパラフレーズツール、AI検出、盗用チェックが加わりました。QuillBotにも文法チェック、ヒューマナイザー、要約ツールがあります。違いは出発点です。Grammarlyは校正ツール、QuillBotはパラフレーズツールとして始まりました。その違いは細かな部分に今も表れています。
比較のもう一つのポイントは料金の変化です。Grammarly Proは年額プランで月$12、QuillBot Premiumは年額プランで月$8.33です(Grammarly plans、QuillBot Premium)。以下では、各プランの内容、制限が効いてくる場面、AI検出の主張がどこまで信頼できるか、そして手早い選び方を紹介します。
GrammarlyとQuillBotの比較早見
Grammarlyは、誰かに向けて文章を書くすべての人が対象です。学生、マネージャー、サポートチーム、英語が母語でない方などです。無料プランではスペルと文法のミスを修正し、文章のトーンも確認できます。有料プランでは、文全体の書き換え、トーン調整、盗用チェックとAI文章チェックが使え、毎月のAIプロンプトの上限もずっと増えます。
QuillBotの中心はParaphraserです。無料プランでは、一度に100語までを2つのモードで言い換えられます。Premiumでは9つのモードとカスタムモードが使え、要約ツールの文字数上限も増え、月25,000語まで盗用チェックも使えます(QuillBot Premium)。
下のスコアカードは編集部の判断であり、ラボでの検証結果ではありません。Grammarlyはチェックの深さ、トーン、対応環境の広さを評価し、QuillBotは言い換えの選択肢と価格を評価しています。出発点として見ていただき、根拠は後続のセクションで確認してください。
ToolPotion独自のランキングでは、GrammarlyのChrome拡張機能はブラウザプラグインで2位、QuillBotはAIアプリで32位です。どちらもTop 25 Grammar Checkersボードに載っています。同じ用途を狙う他のツールは、より広いAIライティングアシスタントボードで確認できます。
検索結果で混乱しやすいので、名称について補足します。Grammarlyの親会社は現在Superhumanを名乗っており、自社の発表でも「formerly Grammarly」と説明しています(Grammarly newsroom)。ただし、ライティング製品の名前は今もGrammarlyで、プランのページでもGrammarly Free、Pro、Enterpriseが販売されています。フッターにはSuperhuman Platformのクレジットがあります。この記事で扱うプランの内容は、名称変更の影響を受けません。
文法・明瞭さ・トーンのチェック
ここはGrammarlyの本領です。無料アカウントでも、スペル、文法、句読点の修正と、文章のトーンの確認ができます。Proでは、多くの人が対価を払う機能が加わります。ワンクリックで文全体を書き換える、トーンを調整する、インクルーシブな表現を提案する、引用の表記を統一する、英語を流暢に書くためのオプションなどです(Grammarly plans)。Proでは、パーソナライズされた提案も無制限と記載されています。
QuillBotの文法チェックも、基本的な用途には十分です。Premiumでは、高度な文章提案、トーンの分析、6言語での文法修正が加わるため、英語だけで書くわけではない方には重要です(QuillBot Premium)。一方、料金ページを見る限り、Grammarlyほど作り込まれたトーン調整や文全体の書き換え機能は見当たりません。重要なメールやクライアント向けレポートを仕上げるなら、Grammarlyに分があります。
Grammarlyにも弱点があります。対応言語が限られている点です。Proプランの説明は英語を流暢に書くことが中心で、パラフレーズツールの対応言語は英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語です。複数の言語で書くなら、LanguageToolも検討する価値があります。公式サイトには主要言語以外にも30を超える言語と方言が載っており(LanguageTool)、Premiumプランではテキストフィールドごとに最大150,000文字までチェックできます(LanguageTool Premium)。
言い換えとリライト
このセクションはQuillBotの勝ちで、大量のリライトでは差が歴然です。無料プランは1回の言い換えが100語まで、モードも2つに限られます。Premiumでは語数の上限がなくなり、9つの標準モード、無制限のカスタムモード、過去の言い換え履歴、モード同士の並べて比較する機能が使えます。23言語での言い換えと、40以上の言語への翻訳にも対応しています(QuillBot Premium)。シノニムスライダーで、元の表現からどれだけ離れるかも調整できます。
Grammarlyのパラフレーズツールは仕組みが違います。6種類のプリセットスタイル、言葉で指定できるカスタムボイス、6言語での書き換えを備えたParaphraserエージェントで、無料のGrammarlyアカウントがあれば使えます(Grammarly Paraphrasing Tool)。うまくまとまらない一文や、トーンの切り替えには十分です。ただ、文書全体をさまざまな文体で書き直す用途には向きません。そこはQuillBotのモード選択が得意とする部分です。
どちらを使う場合も、採用する前に元の文章と見比べてください。パラフレーザーは単語を類義語に置き換えますが、その結果、専門的な意味や数字、名前がずれることがあります。「statistically significant」を「notably important」に書き換えると自然に読めますが、意味は変わってしまいます。
実用的な目安を挙げます。言い換えるのが週に1〜2段落程度なら、どちらの無料プランで十分です。毎日言い換えるなら、QuillBot Premiumは節約できる時間で元が取れます。また、チャットボットが書いたように見えない文章にしたいなら、AIヒューマナイザーのガイドをご覧ください。両社ともヒューマナイザーを提供していて、QuillBotには無料のヒューマナイザーがあり、無料プランでは100語までという上限があります。
AIライティングと文章生成
どちらも文章の下書きは作れますが、チャットボットの代わりにはなりません。Grammarlyの無料プランにはAIプロンプトが月100回含まれ、Proでは1メンバーあたり月2,000回に増えます(Grammarly plans)。具体的な数字があるので、計画を立てやすいです。Grammarlyは、カバーレター生成ツールや求人票生成ツールといった、用途を絞ったジェネレーターも提供しています。
QuillBotは、チャットとAIライティングを無料プランでは「limited usage」、Premiumでは「higher usage」と記載しているだけで、具体的な数字はありません。ほかに、利用制限付きのAI画像作成も付いています(QuillBot Premium)。上限が公開されていないので、どこまで使えるかは判断できません。AIによる下書きがメインの用途なら、ライティングアシスタントのまとめ記事で紹介している専用アシスタントのほうが、どちらよりも高機能です。
AI検出と盗用チェック
どちらの会社も検出機能をパッケージの一部として売っていますが、どちらにも注意書きがあり、真剣に受け止めるべきです。Grammarlyは、自社のAI Detectorが99%の検出精度に達し、独立ベンチマークのRAIDで1位だとしています(Grammarly AI Detector)。これはベンダー自身の主張であり、同じページには「AI detectors can get it wrong」(AI検出は間違えることがある)とはっきり書かれています。どんなパーセンテージも、文体を示すヒントとして扱い、誰が書いたかの証拠とは考えないでください。
盗用チェックについては、Grammarlyのチェッカーが入力したテキストを数十億のウェブページと照合し、独自性スコアを表示します(Grammarly Plagiarism Checker)。プラン比較表では、盗用チェックとAI文章検出はどちらもFreeではなくProに含まれています。ただし、Grammarlyは自社ページで無料の単体AI検出ツールと、基本的な無料の盗用チェックも提供しています。QuillBotのPremiumプランには、月25,000語までの盗用チェッカーとAI検出ツールのフルアクセスが含まれます。無料プランでは利用が限定されます。
Grammarlyがさらに踏み込んでいるのが、執筆プロセスの証拠です。Authorship機能は、文書のどの部分が入力、貼り付け、AI生成、AI編集のいずれかを記録します。今年の初めには特定のエージェントごとの帰属表示が加わり、学生が生成したAuthorshipレポートは500万件を超えたとGrammarlyは述べています(Grammarly newsroom)。同じリリースでは、ある大学が1学期で学内の不正行為の違反が96%減ったと報告したと紹介していますが、これは1つの機関についてベンダーが提示した数字です。文章をどう書いたかの記録は確率スコアより反論しにくいので、興味深い方向性です。

誰も読まない、学術上の誠実さの話
自分の文を言い換えツールにかけるのと、他人の段落を盗用チェックを避けるためにかけるのとは、別の行為です。後者はどのツールを使っても盗用であり、盗用チェッカーはそれを見つけるために作られています。AIの利用に関するルールは、授業や雇用主によって異なります。文法ツールは認めるが生成は禁止、あるいは申告すれば両方可、といった具合です。
まず、ルールを読んでください。下書きは残しておきましょう。誠実に書いた文章が検出ツールに引っかかった場合、バージョン履歴やAuthorship型の記録が最良の防御になります。また、自分で説明できない文章を提出するのはやめましょう。先生や編集者は必ず説明を求めます。
連携:Google Docs、Word、ブラウザ
Grammarlyは対応環境が最も幅広く、WindowsとMac向けのデスクトップアプリ、Chrome、Safari、Firefox、Edge向けのブラウザ拡張機能、Microsoft OfficeとGoogle Docs向けのアドイン、iPhone、iPad、Android向けのアプリがあります(Grammarly plans)。一日中Google Docsで書く方にとっては、この記事で挙げたどの機能より重要です。
QuillBotは、Chrome拡張機能、Edge拡張機能、macOSアプリ、Wordアドイン、AndroidとiOSのキーボードを挙げています(QuillBot Premium)。このリストにGoogle DocsとFirefoxはないので、購入前に自分の環境が対応しているか確認してください。モバイルでは、Grammarlyにも音声入力付きのキーボードアプリがあります。
2026年のGrammarlyとQuillBotの料金比較
定価はわかりやすいです。無料プランはどちらも0円です。有料プランは、どちらも1年契約にするとかなり安くなり、月払いだと割高になります。
| Grammarly | QuillBot | |
|---|---|---|
| 無料プラン | 文法・スペルの修正、トーンの確認、月100回のAIプロンプト | 最大100語を2モードで言い換え、基本的な文法チェック、AI検出は限定的 |
| 有料プラン名 | Pro | Premium |
| 年払い | 年$144(月$12) | 年$99.95(月$8.33) |
| 月払い | 月$30 | 月$19.95 |
| AIプロンプト/生成 | 月2,000プロンプト | 利用枠は拡大、数値は非公開 |
| 盗用チェック | Proに含まれる | 月25,000語 |
| トライアル | 7日間無料 | プランページに記載なし |
出典:Grammarly plansとQuillBot Premiumの米国定価。QuillBotには3か月払いと6か月払いの価格もあり、月払いと年払いの中間の金額です。QuillBotの月額はページのバリエーションによって異なります($19.95、$21.95、$23.95を確認)。年額$99.95は、$119.95と表示された1つのバリエーションを除いて同じでした。この表ではデフォルトの$19.95と$99.95を使っています。地域別価格、学割、キャンペーンにより、決済時の表示は変わることがあります。
年払いでの差は年$44です。月払いでは差が月約$10になるので、必要な月だけ購入するのが賢い方法です。たとえば4か月かけて論文を書くなら、どちらのツールでも月払いのほうが1年分より安く、解約もできます。毎営業日書くなら、年払いプランのほうがお得です。
計算ツールで、ご自身の数字を試してください。月数を動かして、年払いが得になる分岐点を確認し、少人数のグループで購入するなら人数も追加してください。どちらのツールにもチームプランがあり、料金体系は異なります。数席を超える場合は、それぞれのページで確認してください。
プライバシーと学習の設定
どちらのツールも入力した文章を読み取るので、それをどう扱うかは重要です。特にクライアントの仕事や未公開の文章ではそうです。Grammarlyは、ユーザーのコンテンツを販売せず、大規模言語モデルのプロバイダーがユーザーのコンテンツで学習することも認めていないとしています(Grammarly privacy FAQs)。
一方、Grammarly自身については話が別です。Product Improvement and Training(製品改善とトレーニング)の設定により、Grammarlyは自社モデルの学習にコンテンツを使えます。この設定は、Free、Premium、個人利用のProアカウントではデフォルトでオンです。アカウントのプライバシー設定でオフにできます(Grammarly support)。機密文書を扱う方は、使い始めたその日にオフにしてください。
QuillBotについては、最新のプライバシーポリシーとヘルプセンターを読み込めず、入力した文章の扱いを確認できなかったため、どちらとも断言しません。機密性の高い内容を貼り付ける前に、プライバシーポリシーとアカウント設定を確認してください。
どちらを選ぶべきか
ブランドではなく、やりたいことから考えましょう。ライティングアシスタントの仕事は3つです。ミスを直す、文章を書き換える、文章の出どころを確認する。1つ目はGrammarly、2つ目はQuillBotが強く、3つ目はどちらもある程度対応しています。

下の判定ツールが、これをおすすめに変換します。質問は3つ以内です。
この記事を検索している可能性が高い読者像ごとに、使い分けを整理します。これらはベンダーの案内ではなく、ToolPotion編集部の判断です。
- 学生は、まず両方の無料プランから始めてください。どちらか一つしか払えないなら、QuillBot Premiumのほうが安く、言い換えと盗用チェックをカバーします。成績が、整ったトーンの文章かどうかに左右されるなら、Grammarly Proが向いています。ほかの選択肢は、学生向けAIツールのガイドと学生向けボードをご覧ください。
- 一日中書くプロフェッショナルには、Grammarlyがおすすめです。トーン調整、Google DocsとWordへの対応、月2,000プロンプトは、メールやレポートに対してパラフレーズツールよりも効果があります。
- 英語が母語でない方は、Grammarlyの流暢さとトーンの機能から最も多くの恩恵を受けられます。ただ、自分では思いつかない言い回しを探すときの2つ目のツールとして、QuillBotのパラフレーザーも有用です。
- 教師や編集者など他人の文章をチェックする方は、検出スコアを話し合いのきっかけとしてのみ使ってください。どちらのベンダーも完璧とは主張していません。
検討する価値のある代替ツール
どちらも合わない場合、多言語対応ならLanguageToolがあり、専用のブラウザ拡張機能もあります。盗用チェックだけなら盗用チェックボード、学術的な引用なら学術ライティングと引用のボードをご覧ください。
よくある質問
QuillBotはGrammarlyより優れていますか?
言い換えについては優れています。9つのモード、カスタムモードがあり、価格も安いです。文法、トーン、Docs・Word・ブラウザでの対応範囲ではGrammarlyが上です。どちらが良いかは、主にテキストを直すか、主に言い換えるかによります。
Grammarlyは無料ですか、有料ですか?
両方あります。無料プランでは基本的なミスを修正し、トーンを確認でき、月100回のAIプロンプトが含まれます。Proでは、文全体の書き換え、トーン調整、盗用チェックとAI文章チェック、2,000プロンプトが加わります。7日間の無料トライアルから始められます。
QuillBotやGrammarlyでAIが書いた文章を検出できますか?
どちらも検出ツールを販売していますが、どちらも確率的なものです。Grammarlyのページでも、検出は間違えることがあると認めています。フラグが立った段落は、よく確認するきっかけにすぎず、判定ではありません。人間が書いた文章に誤ってフラグが立つ危険も知られています。
GrammarlyやQuillBotを使うとカンニングになりますか?
適用されるルール次第です。文法の修正はほぼどこでも認められますが、文章の生成や大幅な言い換えは申告が必要だったり、禁止だったりします。教員や雇用主に確認して、下書きを残しておきましょう。
GrammarlyとQuillBotは、私の文章をAIの学習に使いますか?
Grammarlyの学習に関する設定は、個人アカウントではデフォルトでオンですが、設定からオフにできます。モデルプロバイダーがユーザーのコンテンツで学習することは認められていないとしています。QuillBotについては、アカウントの現在のプライバシー設定を確認してください。
両方を併用できますか?
はい、併用している人は多いです。ぎこちない段落をQuillBotで言い換え、その結果をGrammarlyにかけて最後の仕上げをします。ただし、最終的な文章には自分らしさを残してください。リライトを重ねると、文体が平板になりがちです。